2017年5月1日月曜日

中学生の読書・ミサイル飛んできたときのサイレンがなんだかファミコン


空模様が不安定です。

晴れてるかと思えば、いきなり暗雲たちこめて、どしゃーーーっと降ってきたかと思うと、からっと晴れて水たまりも残らないという。

晴れてる時間帯に、外を小一時間歩いたら、ひさびさに、太陽光に対する過敏症が出て、手の甲がじんましんだらけになりました。夜になって、軽い吐き気とめまい。

油断しました。この季節には、もう日焼け止めを怠ってはならなかったのでした。(´;ω;`)


■図書室より



ほげ子さんが、学校の図書室から本を一冊借りて来ました。

宗田 理「ぼくらの天使ゲーム」角川書店(Amazonで見る)





「ぼくらの七日間戦争」の続編とのこと。「七日間」は大人気なので、小学校の図書室でも、なかなか借りられなかったそうなのですが、中学の図書室でも先客がいたらしく、見当たらなかったとのこと。

映画にもなった作品なので、名前だけは知っていました。ウィキペディアの記事によると、宮沢りえ主演だったそうですね。



角川映画作品。1988813日から東宝系劇場にて公開された。
同時上映は『花のあすか組!』。

もう三十年近くも前の映画だったんですね。
「花のあすか組」も、愛読していた漫画でしたが、映画は見ていませんでした。

両方とも、そのうち見てみようと思います。

さて、「ぼくらの天使ゲーム」ですが、冒頭あたりを、ほげ子さんに朗読してもらったところ、内容はだいぶ過激なようです。中学生たちの物語ですが、妊娠、中絶といった言葉が、ぽんぽん出てきます。作中で、同じ中学の先輩が、妊娠を苦にして自殺すると、人物紹介の欄にありました。

いまどきの子どもたとは、とか、いくらなくでも小中学生には早い内容ではないのか、といった声も、親世代の読者から上がっているようです。

うーん……早いのかと言われれば、まあそうかもしれないんですけども。

でも、私の中学生のころにも、畑正憲の「ムツゴロウの青春記」が、図書室においてありましたよ(^_^;

当時中学一年だった私は、小学生のときに読んだ畑正憲氏の「生きる」という科学読み物が大好きで、同じ作者の作品だからと、内容も知らずに借りて来たのですが、読んでみたら、過激で赤裸々な男女交際の描写にびっくりしたのを覚えています。

ムツゴロウの青春記 (Amazonで見る)




生きる (Amazonで見る)



なつかしい表紙です。「生きる」は、ほんとうに、何度繰り返して読んだことか。

子ども向けとして書かれた本のなかにだって、ざらりと心の肌を傷つけるような内容や、若干の毒物もありますが、そういう要素を徹底的に取り除こうとしたら、中学校の図書室から、本が全部消えるかもしれません。

それに、子どもには早いといわれるような内容も、子どもは案外、読みこなして消化してしまうものです。配慮は必要と思いますけれど、隠してしまうこともないんじゃないかと、私なんかは思います。

「ぼくらの天使ゲーム」のなかで何が起きるのか、中学生たちはどうするのか、ほげ子さんから又借りして、読んで確かめてみようと思います。

ネットで情報を見てみると、「ぼくらの~」シリーズは、子どもと大人の対立を描いた、だいぶ大人に厳しい内容であるようなのですが、たぶんそのあたりが、図書室で奪い合いになっている理由なのでしょう。先生がたや、親御さんは、内容把握しているのかどうか、ちょっと興味深いです。( ̄∇ ̄)



■国民保護に係る警報のサイレン音と、ゲーム音



国民保護に係る警報のサイレン音っていうのを、聞いてみました。

すっごい不愉快な、神経に障る音だって聞いていたので、なかなか聞く勇気がでなかったのですが、一応確認しようと思ったのです。

内閣官房 国民保護ポータルサイト


ファミコン時代のゲームの効果音を思い出しました。(^_^;
まったく、神経に障りませんし、不愉快でもありません。むしろ何か郷愁を誘うような音に感じます。

そう思ったのは私だけではないようで、あちこちで取り沙汰されていました。

国民保護サイレンがロックマンなどファミコンの効果音に聞こえる?


こんな緊張感のない音でいいのかしらと思いますけども、まあ、決まっちゃったものは、しかたありません。

なんにせよ、こんな警報、使われないに越したことはありません。

(戦争なんて、対立した首脳同士がネトゲか何かで決着つけてほしいと、心の中で思ってます)

(あ、そうなると、各国首脳がゲーマーだらけになるのか。それはそれで……)