2017年11月11日土曜日

二十歳の誕生日の準備


あだきち君はもうすぐ二十歳


来月には誕生日を迎える、あだきち君。

重度の知的障害のあだきち君にとって、成人することは、どんな意味を持つのだろうと考えてみていますが、答えは出ません。

それでも、大切な節目として、何か心に残るお祝いがしたいなと思います。


プレゼント候補



できれば、今後のあだきち君の生活や、気持ちの支えになるものを贈りたいのですが、これがほんとうに難しいのです。


あだきち君は、基本的に、食べ物いがいの物をほしがりません。
物欲を表現することが、ほとんどないのです。

でも、好きなものはあります。


うつくしく光るもの。
回転するもの。
マットや布団類など、肌にふれて心地よいもの。
電子音の出るもの。
音楽
文字関係


このうち、電子音関係については、ときおり、音の出る絵本のたぐいを買っているのですが、あまり長持ちしないので、大きな節目のお祝いには不向きです。

音楽は、i Pod のような電気機器を考えてみたものの、それを好きになってくれるかどうかが未知数である上に、このところWii Uなどのカラオケが好きになっているので、それで十分と思いました。


そんなわけで、いま候補にあがっているのは、こんな感じです。


・家庭用のプラネタリウムっぽい何か
・音楽再生、もしくはラジオのついた、時計
・長座布団


プラネタリムっぽい何かは、あまり高価で複雑なものだと、あだきち君自身が操作できないので、簡単なものを探してみています。

Amazonだと、このあたりかなと。
スタープロジェクターライト、というのだそうです。


      http://amzn.to/2iME5vA


正確な星空ではないですが、回転しながら色も変わるとのことで、あだきち君が気に入りそうに思いました。

Amazonでの販売価格は、1299円となっていました。

本格的な家庭用プラネタリウムになると、お値段が、この十倍から百倍くらいになってしまうので、気軽に購入するのはちょっと無理。(T_T)



もう一つ、あだきち君のために、スケジュールの理解を支援するためのボードを手作りしようと思っています。


行く先を示す写真を、ラミネート加工したカードを、「きょう」と「あす」の枠のなかに貼り付けられるような、簡単なものを作ってみる予定です。

貼り付け方式は、マジックテープを考えています。

これまで、マグネット式、手書きのホワイトボード、アプリ類など、いろいろなものを試してみましたが、あだきち君の感性にフィットせず、続きませんでした。

それらの失敗から、次のような教訓を得ています。


・あだきち君自身で、ラクに管理できるものであること

・貼り付ける操作が、簡単であること

・常に、室内に表示してある状態にできること


そして、とりあえず、用意するカードは、三枚だけにしました。

・平日に通う介護施設

・行動援護でお世話になっている福祉サービス

・いつも買い物にいく場所


あだきち君が楽しんで使えそうであれば、カードを増やしていくつもりです。

補助的なツールを利用しての意思表示、コミュニケーションスキルの改善のために、もう一度、一緒に頑張ってみようと思います。









2017年11月6日月曜日

あだきち君の近況


ひさびさに、更新します。








あだきち君の近況


十一月に入って、だいぶ寒い日も増えてきましたが、あだきち君(もうすぐ二十歳)は元気です。

平日は介護施設への通所(10:00~15:30)と、行動援護という福祉サービスを利用しての外出(三時間)が活動のメインとなっています。

重度の知的障害を伴う自閉症スペクトルのあだきち君は、ことばでのコミュニケーションが、ほとんどできません。

でも、いい表情で帰宅してくることがほとんどなので、たぶん、この生活を気に入っているのだと思います。


療育はお休み中



今年の八月に、私(おかーさん)が体調を壊してから、週一で通っていた療育教室も休みがちになり、十月後半からは、思い切って、完全にお休みすることにしました。

あだきち君としては、教室に通いたい気持ちがあるようで、一日に何度か私に向かって、教室の名前を繰り返し言うのですが、そのたびに、「ごめんね、しばらくお休みね」と伝えています。

あだきち君には、支援があれば、まだまだ力が伸びると思われるようなことが、たくさんあります。

文字の読み書き、言葉でのコミュニケーションの力は、親の私たちが元気なうちに、可能な限り伸ばしてやりたいという思いもあります。


将来への思い




ものを言わずとも察してやることのできる家族と、いつまでも暮らせるわけではありません。本当につらいですが、それが現実です。

どういう形で、あだきち君が「家庭」から離れ、世の中に出ていくことになるかは、まだ分かりませんけれども、自分の気持ちを伝える手段を、少しでも伸ばしておくことで、支援してくださる方々との関係が円滑なものになるだろうと思うのです。

そういうことを考えていると、気が焦ってしまうのですが・・・

いまは自分の病気をしっかり回復させることを優先して、将来に備えようと思っています。