iPadでユーチューバーさんの動画やドラマなどを漁って見ているほげ子さんに、Amazonプライムの映画を勧めてみました。
そしたら、さっそく、スポンジボブを見ていたようです。
ボブの顔が、クラスメートに似てるんだとか。
他にもいろいろ見て、もうちょっと世界を広げてくれるといいなと思います。
私(おかーさん)のように、映像作品の視聴が困難だったり、同時代、同世代の人たちが見ているものを見逃してしまわないほうが、きっと人生楽しいはず。
■なぜか「ペット」を見た
映像作品で感情を振り回されることに対する耐性と、タフな鑑賞力を養おうという趣旨で、できるだけ多くの映画やドラマを見ようと思い立ったのですが…(参照日記)
やつぱり、きついです。(´・ω・`)
そもそも、子どものころからテレビを見る習慣がなく、映画館にも数えるほどしか行ったことがない人間が、いきなりたくさんの映像作品を見ようというのが、無茶なのでありました。
ドラマや映画のなかの人間の発する情報は、言語、非言語を合わせると、膨大な量になります。
非言語情報は、しぐさや表情だけではありません。
その人の容姿全部、声質、性格や行動パターン、着ている服や食べているもの、持ち物、住居、仕事、趣味、人間関係、その他さまざまな属性。その他いろいろ。それが画面から、一気にこちらに届きます。
それらのなかから、必要なものだけを取りだして、重要ではない情報を切り捨てながら、物語のあらすじを理解していく、という訓練が足りていないと、ただただ、くたびれるばかりです。
ここはやはり、見やすい作品から、じわじわと攻めていくべきでしょうか。
というわけで、ナマの人間が出てくるものよりも、現実そのままよりも、だいぶ抽象化、簡略化されている(はずの)アニメのほうが、ラクなんじゃないかと思い、アニメを見ることにしました。
で、今朝、布団にもぐったまま見た作品が、こちら。
「ペット」
Amazonプライムで公開されています。 |
【あらすじ】
小型犬のマックスは、飼い主のケイティと、唯一無二の関係を結んでいると信じていました。
けれどもある日、ケイティが、保健所から大型犬のデュークを引き取ってきます。
新参者のデュークは、大雑把でマイペースな性格で、マックスが大切にしている「ケイティにとって一番大切な存在」の座に、ぐいぐいと割り込んできます。それが面白くないマックスは、自分の権利を守るために、底意地の悪い手を使って、マックスを牛耳ってやろうとするのですが、喧嘩が原因でアクシデントが起きてしまい、二匹は大都会ニューヨークで迷子になってしまいます。
野良猫の大集団や、野生化して人間を憎悪する元ペットたちとの戦い、保健所との攻防戦など、命がけの冒険を経て、二匹は親友に。
全体的に、「トイストーリー」のウッディとバズのエピソードと重なるお話でした。
ただ、「トイストーリー」よりも、脇役たちの数が多くて、しかもそれぞれ個性が強烈なので、主役二匹の印象が霞んでしまったようにも思います。そこがちょっと残念でした。
そういえば、お話の終わりのほうで、野良ウサギのスノーボールが、意識朦朧とした状態で、「あのアライグマは大統領じゃない」と口走って気絶するのですが、その直後に出てきた小犬のキジェットは、「カンフーパンダ」に出てくるアライグマのシーフー老師に似てました。狙って仕込んだのでしょうか。
他にも、細かな作り込みがたくさん。
一度通して見てしまってから、気になったところを何度も再生して確認して……
結局、ナマの人間が出てくるドラマや映画と同じくらい、脳が疲れました。(´;ω;`)