2017年4月6日木曜日

マーマレードを入れた密封ビンとの戦い

前回の日記で、甘夏のマーマレードを自作した話を書きました。

これです。

密封保存ビンに入った自作マーマレード

甘夏二個まるごとジャムにしたので、このビン1つには入りきらず、残りはタッパーに入れておいて、そちらから食べていしまた。

で、残りを食べ終わったので、いよいよ、保存ビンに入れたほうを食べようとしたのですが……


フタが、全く、あきません。(´・ω・`)


力尽くではまったく歯が立たず、あたためたり、ゴムパッキンのところから薄いものを差し込もうとしたり、おとーさんを呼びつけてなんとかして貰おうとしたり、とにかくあらゆることを試みたのですが、おとーさんも含め、全部撃退されました。

サジを投げたおとーさんが、

「保存ビン、開け方で、検索しろー!」

というので、さっそくgoogle検索したところ、他にも悩んでいる方々がいたようで、知恵袋の記事がありました。


密封したビンが開きません(>_<)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1342638598


密封したビンが開きません(>_<)
先日ピクルスを手作りしたのですが、そのビンが開かなくなってしまいました。
画像がなくてわかりづらいと思いますが、ジャムのビンのような、回してあけるビンではないです。
ビン本体もふたもガラスでできていて 間にゴムを挟んで金属で止める、密閉できるビンです。
ピクルスを作るとき熱湯消毒をしたときからちょっと不安だったのですが、間に挟んであるゴムが溶けてくっついてしまったのかもしれません(´;ω;`)
誰か、開け方がわかるかたはいらっしゃいますか?わかりづらい質問すみません。(Yahoo知恵袋より)

わかります。
わかりますとも(´;ω;`)。

この質問の方も、私と同じタイプのビンを使われています。

こういうやつです。

ル・パルフェ (密封保存ビン) テリーヌ 

上からみると、こんな感じ。


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これの質問にたいして、とても丁寧な長文の回答を書かれている方がおられました。

空気中の微生物のこと、腐敗のこと、蓋・ゴムパッキン・ステンレスクリップの構造と、気圧の差、密閉化のしくみ、などなど。

非常に興味深いので、本来の目的を忘れて読みふけっていたところ、おしまいのほうに、このタイプの密閉ビンの開け方の、とても簡潔な説明がありました。引用させていただきます。


すみません。
話しが長くなりました。
肝心の開け方ですが、ビンの中の圧力と外気の圧力を同等にすると開きます。
簡単に言いますと、ゴムパッキンの突起部分をつまみ、『プスッ』と音がするまで横に引っ張ってください。
これは空気が容器の中に入った証拠です。
ビン内部の気圧と外の気圧が同じになったので、容器の蓋とゴムパッキンは自然とゆるむはずです。
容器の中はこれで真空ではなくなりましたので、蓋は簡単に開くと思います。






この通りにしたら、簡単に開きました。ヾ(〃^∇^)ノ


どこのどなたか存じ上げませんが、ほんとうにありがとうございます。
あやうく、作ったマーマレードを食べられないまま永久保存するハメになるところでした。。。



などという騒ぎを、あだきち君は、クールな顔でスルーしつつ、マーマレードではなく冷や奴の朝ご飯を食べていました。

あねぞうさんと、おとーさんには、マーマレード、好評のようです。