お題、何だったかな。塔だったかな。
朝からひどい風と雨。
あだきち君は、日の出ごろから起きて、家中を走り回ったり、居間のカーテンを全開にして、いろいろなことを家族に確認しまくっては、空を監視したりしていました。
小さいころから、悪天候や低気圧の到来に敏感で、パニックを起こすこともありましたが、中学部に入ったころにはだいぶ落ち着いて、自制できるようにはなっていました。
でも、我慢していても、つらいのは同じですから、不安や動揺をやわらげる方法があれば、それに越したことはありません。
そんなときには、音楽です。
今朝は、「眠れる森のグレゴリオ聖歌」というのを、iTunesで見つけて、わりと大きな音量で流しています。
あだきち君は、ものの数分で、立ち止まり、家族にいろいろ確認するのもやめて、家事の手伝いをはじめてくれました。
同じアルバムの曲が、YouTubeにもあるようです。これです。
グレゴリオ聖歌は、音楽療法にも使われることが多いのだとか。
あだきち君は、乳児のころから、グレゴリオ聖歌を聞くと、安心して寝てしまう子でした。
あねぞうさんが長期入院していて、私が付き添いで病院に泊まり込んでいるようなときには、おとーさんがNHK FMで流れてくるグレゴリオ聖歌を聞かせて、寝かしつけていたと聞いています。
どういう仕組み、メカニズムで、あだきち君の脳を穏やかにしてくれるのかはわかりませんが、何かあるのだろうとは思います。
研究している人も、きっといると思うので、調べてみるつもりです。