昔作った漢字絵本の一部。ほんとひどい。 |
今日の我が家。
あだきち君は、昨日から介護施設でのショートステイで、不在。夕方には帰ります。
洗濯機が日の出とともに洗いあげてくれている洗濯物は、いつもはあだきち君が干す係なのですが、今朝はあねぞうさんが干してくれました。
ほげ子さんは登校。無事に学校の昇降口を通過したと、さきほどスクールメールが届きました。一安心(^_^;。
あねぞうさんは、これからお仕事。介護施設での調理補助等のパートです。
おとーさんは出勤。
(__).。oO
診断名はADHDではないけれど、ADHD傾向のある我が家の末っ子、ほげ子さんは、小学校時代、学校生活でだいぶ苦戦してきました。
小学校の担任の先生は、たいてい、細やかなチェック機能を発揮して、子供たちの学習をサポートしてくださるのですが、ほげ子さんは、先生がたの手間暇かけたご配慮を、ことごとくなぎ倒して突き進み、卒業を果たしました。
宿題の未提出は、当たり前。
忘れ物は日常茶飯事。
配られたプリントを親に渡し忘れて、イベント当日になって「えええええっ」と絶叫することも。それで授業参観をすっぽかしたこともありました。orz
低学年のころは、毎週毎週、筆箱の中身が半分以上無くなるか、見知らぬ品物と入れ替わってしまっているのが、おかーさんの悩みの種でした。どうやら授業が終わったあと、筆箱に筆記用具を「しまうのを忘れ」て、そのまま落として紛失しつづけていたようでした。で、手近に落ちている誰かの筆記用具を、そのまま使って持ち帰っていたのではないかと推測します。
提出物や配布物、宿題、持ち物などの管理は、いまでも困難があります。
最高学年だった昨年は、担任の先生から、二度ほどお手紙をいただき、呼ばれました。
家で確かにやっていたはずの宿題を、ほとんど提出していなかったらしいのです。
年度の途中から、おかーさんが徹底管理するようになりましたが、それでもだいぶ抜けがあったようで、成績表は、低い評価のまま終わりました。
宿題を忘れるのは、まだ分かります。
せっかく苦労してやっていった宿題を、なぜ提出できないのかは、おかーさんにはほんとうに分かりません(^_^;。
たぶん、出すタイミングを見失って、気がついたらクラスのみんなは出し終わっているために、後から出しづらくて、そのまま持っているのかなと思いますが……そのあたりの心理的な壁があるのだとすれば、克服するために、何か必要だろうなとは思っています。
そんなわけで、中学の授業が本格的に始まった昨日から、自宅で、持ち物管理や宿題のサポートを開始しました。
小学校時代のほげ子さんは、「すべての教科書、ノートを、毎日持ち歩く」という荒技で、忘れ物を最小限に抑えるという工夫をしていました。小学校は近かったですし、科目も教科書もそんなに量が多くありませんから、それでなんとかなっていました。
ほげ子さんは中学でも、その方式で乗り切ろうとしていたようですが…
中学の全教科の道具は、筋力のさほどないほげ子さんにとっては、半端ない重量になります。片道一時間の登下校、そんなものを毎日全部持ち歩いていたら、あっという間に学校がイヤになると思われます。( ̄。 ̄;)
どうしたって、「その日の時間割」に合わせて、持ち物を選別する必要が出てくるのですが、そういう作業が苦手で、死ぬほど億劫に感じられるのが、ほげ子さんという人です。
おかーさん(私)も、同じ人種ですので、そのあたりの心情はとてもよく分かります。
ちなみに、おかーさん(私)は未診断ですが、下のような、ネットのADHDチェックなどをやってみると、ガッツリひっかかる人です。
http://www.adhd-navi.net/adult-adhd/check/index.html
なので、当面は、翌日の登校準備作業に、がっちり付き合うことにしました。
声かけただけじゃ、絶対にやりませんから、最初から最後まで脇で付き合います。
・配布されたプリント類の回収と、チェック、ファイリング
・教科書と資料集、ノート類の確認と、時間割合わせ
・教科の宿題、日記連絡帳の記入
・持ち物確認
昨日は、ざっと二時間かかりました。(´・ω・`)
おかーさん(私)は、横でノートにメモをとりながら、チェックのお手伝い。
昨日は、数学と英語の宿題が出ていました。数学については、学校で終わらせてきたようですが、ほげ子さんが心の底から大嫌いな、英単語の書き取りの宿題が残っています。
今日習った教科書のページに出てくる、新出の英単語とフレーズを、全部十回づつ、ノートに書いてくること。
ほげ子さんは全力で「なかったこと」にしたい様子でしたが、小学校ではありませんから、そういうわけにはいきません。
単語やフレーズを十個書くごとに、クイズタイムを入れてリフレッシュしながら、なんとか全部やりとげました( ̄。 ̄;)。
新出単語については、私のほうでも控えをとって、日常的にゲリラテストを行います。
「pardonの綴りは!?」
「ええと……P,A,R…D…O………M?」
「はい、くすぐり倒し決定!」
「ぎゃー」
ってな具合です。
しばらくは、こんな感じで、ときにはあねぞうさんやおとーさんにも助けてもらいながら、やっていくことになるかなと思います。