日曜の早朝、あねぞうさんの部屋でくつろぐあだきち君 |
日曜日の朝のあだきち君は、朝五時前に起きて、まずお風呂を入れます。
ゆっくりお湯をはりながら、そのお湯をながめていたり。
ときどきテレビを見回りに居間にもどったり、
お湯につかってあったまると、トランクスいっちょになって、窓辺で外の景色を眺めたり。
優雅な朝です。
ただし、あだきち君限定で。
今年に入って、上の過ごし方の他に、「姉の部屋でくつろぐ」という行動が加わりました。
明け方、あねぞうさんは、自分の布団の上で、掛け布団をかぶってぬくぬくしながら座っている、あだきち君を発見することになります。掛け布団は、もちろん、あねぞうさんのをはぎ取っています。
なかなか迷惑な習慣です。(´・ω・`)
日曜日の朝は、寝坊解禁です。
平日なら、五時半にはおかーさんが起きますし、六時過ぎには、ほげ子さん、七時前にはおとーさんとあねぞうさんも起きてきて、ご飯を食べます。
でも日曜日だと、たいてい九時になっても、な
かなかみんな動きません。
あねぞうさんは、布団をはぎ取られたって、起きません。
たぶんそれで、あだきち君は、ちょっとさみしくなるのだろうと思います。
直接「起きて-」と声をかけるということを、あだきち君はやりません。相手が家族であっても、自分から誰かを呼んだり、声をかけたりということは、どうも難しいようです。
直接呼ばないで、どうやって家族を起こすか。
しかも、大きな音を立てて、𠮟られるようなことをするわけにはいきません。
そこであだきち君は、こんなことをしてみます。
・おとーさんの腕時計を、おとーさんの書斎から持ち出して、居間の床に置く。
おとーさんが起きて仕事にいくときには、腕時計を必ず腕にしています。だから、腕時計が動けば、おとーさんも起動するのではないかという考えではないかと思います。でも残念ながら、効果はありません。
・窓を開けまくる。
この季節、朝はまだ寒いです。窓をあけると、家中の気温が一気に下がりますから、みんな目が覚めます。起き出してくることはなくても、
「あだきち! 窓閉めて!」
という叫び声が聞こえてきますから、寂しさが、ちょっぴり薄れます。
このほか、おかーさん(私)が使っている、無呼吸症候群の治療用危機である呼吸器(CPAP)の電源を落とすという、荒技を使っていたことがありましたが、さすがに命が危険ですので、きっちり𠮟って、やめてもらいました。
さて、今日はこのあと、あだきち君は「おとーさんと、お買い物」の予定です。
日曜日はかならず、行くことになっているので、家族が起きてくると、あだきち君は、
「おかいもの! 十時!」
と連呼しはじめます。
十時を過ぎることも多々ありますが、そのあたりは、あまり気にならないようです。とにかく日曜日は、一度は買い物にいく。それが満たされれば、あだきち君としては、満足みたいです。
ほげ子さんのお弁当用の食材を、おとーさんとあだきち君に、買ってきてもらいましょう。