2017年4月11日火曜日

曇りの火曜日・漢字・貼り絵



ほげ子さんが小学校のころに作った漢字学習のための絵本より



ほげ子さん、登校二日目。
昨日とは違って、今日は、スクールメールサービスから「登校しました」の連絡が届きました。
登校時に、ICカードをちゃんと提示したようです。一安心(^_^;。

上の画像は、ほげ子さんが小学校二年から三年生ぐらいのときに、漢字を覚えられるようにと、私が自作した、へんな絵本です。(^_^;

当時のほげ子さんは、単純作業である漢字の書き取りは、絶叫泣きするほど大嫌いで、漢字をなかなか覚えることができませんでした。本人に言わせると、

「見ただけで覚えられるんだから、書く必要はない!」

ということだったらしいのですが、嫌いすぎて見もしなければ、覚えるはずがありません(^_^;。

というわけで、少しでも楽しく勉強できるようにという、苦肉の策でありました。
実際、興味を持って見てくれれば、簡単に覚えてくれるので、低学年のころは、担任の先生に事情を話して、膨大な書き取りの宿題は、パスさせてもらっていました。

その後、療育や投薬の効果が出て、練習をこなすこともできるようになってきて、高学年になったころには、漢字のテストは90点を下回ることは滅多になくなりました。


でも、宿題の提出率は最後まで悪かったようで、おかーさんは何度も担任の先生から手紙や呼び出しをいただきました。 (T_T)


(__).。oO


あだきち君は、今日は介護施設でショートステイの予定です。
ショートステイのときは、着替え一式と、三時のおやつ、朝ご飯のときの牛乳を持って行きます。

オヤツは、じゃがりこなどのポテト系と、グミ系の二種類。
あだきち君の大好物です。

施設では、五月に向けての作業として、端午の節句にちなんだ貼り絵を作成中とのこと。
あだきち君も、がんばって作業していると、連絡ノートの報告にありました。

貼り絵は、あだきち君が小さかったころに、自宅でもずいぶんやりましたが、絵画なども含めて、造形全般にあまり興味を持ってくれず、ほとんど親が介助して作ることになってしまうため、長続きしませんでした。

でも、簡単にあきらめずに、三年、五年と続けていたら、あだきち君は、自発的に作って楽しむようになっていたかもしれないと、今になって思うのです。

何かを自発的にできるようになるまで、あだきち君には、ほんとうに丹念な準備期間と経験が必要だからです。

ほんとうは、覚えたかったし、やれるようになりたかったかもしれないのに、親が途中で切り上げてしまうことで、習得できなかったことが、もしかしたら、他にもたくさんあるのかも知れません。

できることなら、これからは、そういう後悔をしないようにしたいところですが……

何をやりたいかを、言葉で意思表示することの難しい、あだきち君の気持ちを、どうくみ取るか。大きな課題です。