少し前から、在宅ワークというのを、はじめています。
ネット上で受注できるワークを紹介してくれるサイトに会員登録して、自分に出来そうなお仕事をさがして、勉強しながら働いてみています。
ライテングや入力系が中心ですが、知らない知識がどんどん入ってくるので、なかなか刺激的です。
収入は、あだきち君の通帳に振り込まれるように、設定しました。
なんとなく、そうしたかったのです。
結婚と同時に退職し、その後しばらくはバイト的な収入を得ることはあったものの、出産後は完全に専業主婦として暮らしていました。
再就職する意志はありましたが、子どもたちの病気、障害、自分の病気を抱えていては、とても不可能でしたので、あきらめました。
自由に出かけられる状況ではないので、ネットだけでやりとりできるお仕事は、とても助かります。こういう形の仕事が普及してくれなければけ、働くことは到底無理でした。
大きなお金にはならないけれど、みんなでちょっとおいしいものを食べたりするくらいは、貯められそうかも。(^^)
ふと、あだきち君の高等部の卒業式のことを、思い出しました。
卒業証書を受け取るために、校長先生の前に進むときに、先生が、あだきち君と一緒に考えた、「将来の夢」を、アナウンスしてくださいました。
「働いて、いつかお母さんと、おいしいものを食べに行きます」
あだきち君は、残念ながら、まだ就業は出来ていません。
だからいまは、かわりに私が働いて、あだきち君の通帳を、少し増やしておこうと思うのです。