朝五時くらいに目を覚ましたら、あだきち君が、もう居間でテレビをつけて、活動開始していました。
ニュースを見ているらしく、フランス、テロ…といった声が、聞こえてきています。
世界は、今日も荒れているのだなと思いながら、うとうとしていると、今度は、トルコトルコと聞こえてきます。
トルコで何かあったのかしらと、耳を澄ませていると……
クーデターが起きたという、とんでもない話でした。
トルコでクーデターか=軍が展開、群衆に発砲も―「権力掌握」と宣言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160716-00000007-jij-m_est【カイロ時事】トルコで15日から16日にかけ、国軍内の勢力がクーデターを試み、首都アンカラの国会周辺や最大都市イスタンブールの国際空港などに戦車部隊が展開した。
イスタンブールでは軍が群衆に向けて発砲し、死傷者が出ているもよう。アンカラ上空では、政権側の戦闘機がクーデターを試みたとみられる勢力のヘリコプターを撃墜した。現地メディアによると、イスラム系与党・公正発展党(AKP)の本部にも兵士らが突入。同勢力は「権力を掌握した」と一方的に宣言した。
ただ、宣言後も各地で衝突が続いており、今後の展望は不透明だ。エルドアン大統領は地元メディアに対して「クーデターは成功しないと確信している」と強調。国民に街頭へ繰り出して抵抗するよう呼び掛けた。市民の間でこれに呼応する動きも見られる。(時事通信 7月16日(土)5時30分配信 Yahooニュースより一部引用)
ぴっくりしました。
トルコ観光の広告は、よく見かけます。
テロの危険が叫ばれているとはいえ、日本から渡航されている方々も、少なくないのではないかと思いました。
外務省のホームページを見てみました。
警告の記事が、すでに出ていました。
トルコ:トルコにおける軍部による蜂起(注意喚起)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2016C189
まだ注意喚起ということで、渡航の自粛を強く求めるものではない様子ですが、テレビでは、軍が空港を制圧した…というふうに言っているようです。
…こうした報道を見るたびに、その地に暮らす、自閉症の人たち、子どもたちと、その家族は、どうしているのだろうと、思いを馳せずにはいられません。
大変なのは、自閉症の人たちだけではないのですから、偏った心情であるとは思いますが、もしも自分がその境遇に置かれたらと想像してしまうのです。
トルコ在住の方が、現地の重度自閉症の子どもたちと交流したというブログを書いて折られるのを見つけました。
自閉症の子供たちとのプロジェクト
http://ameblo.jp/torukotoakko/entry-12165984288.html
書いておられるのは、琴の奏者のかた。
重度自閉症児の通う、国立の学校で、楽器や絵画などの芸術的なプロジェクトを行う計画があるのだそうです。
プログラムのご成功と、一日も早く安心して暮らせる状況に戻ることを、祈ります。。。
さて、うちのあだきち君はといますと……
居間で鼻歌を歌っていたかと思うと、台所あたりに移動して、がさごそがさごそ、音を立てています。
たぶん食べ物を探しているのだろうなと推測しましたが、残ったご飯は全部冷凍してしまっていますし、おかずの残りも、ゆうべはなかったはず。過食の心配は、そんなにないだろうと思いながら、夢うつつをただよっていましたが……
甘い判断でした。(´;ω;`)
昨日、おとーさんがKALDIで買ってきたらしき、カスタードケーキ、やられていました…。
まあ、しかたがありません。
今日のおやつは、これでおしまいです。
平和です、ほんとうに。
安心して、食べることができて、眠ることができて、社会に居場所がある。
この国が、いつまでも、重度自閉症の子が、穏やかに暮らせる国でありつづけてほしい……
全身全霊で、そう祈りつづけます。
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