2016年4月16日土曜日

きのうの息子

昨日のこと。
午後三時半、いつものように施設に迎えに行ったら、息子(十八歳・重度の広汎性発達障害)の様子が、いつもと少し違っていました。

ニコニコしてはいるけれど、疲労感に、若干のいらだちが混じった表情。


昨日は、かなり長いお散歩に出たようでした。
行き先は、市内のスポーツセンター。
息子が、小学校の支援学級在籍のころに、毎年、持久走大会で走ったトラックのあるところです。

そこで、走ることはしなかったようですけども、ゆっくり歩いて、散策を楽しんだとのこと。

はじめてのお出かけパターンだったので、緊張したのでしょう。

それと、昨日は、介護のほうの利用者さんがずいぶん多かったみたいなので、お部屋がだいぶ賑やかだったかもしれません。

帰りの車で、私に向かって、少し強い声を上げたり、顔に強く息を吹きかけるような動作が出ていました。


なにしろ、この四月に入ったばかりの施設です。
予定の見通しが立たないところに、環境の変化がいくつか重なって、ストレスになったかなと想像しました。

帰宅後、息子はすぐにお風呂に入りたがり、かなり長く入浴していました。
その間、ちょっとチックのような、頻繁な声出しも出ていました。

落ち着くまでに、ざっと二時間ほど、かかったでしょうか。

就寝時間には、表情もやわらいで、穏やかになっていました。



慣れてくれば、多少の変化があっても、ストレスをためずに対応できるようになってくれると思います。それまでは、地道に、生活の経験を積みながら、見守っていくことになるでしょう。