2016年4月18日月曜日

言葉の練習

息子(十八歳・自閉傾向のある重度の広汎性発達障害)が、このごろ、ちょっと奇声を出すことが増えてきています。

支援学校を卒業して、施設通所がはじまり、環境が大きく変わったことで、やはり少し不安定になっているのを感じます。


施設では、ほんとうによくしていただいていますが、通所している方々の顔ぶれが一定ではないようで、職員さんたちのローテーションなどもあって、日々の生活のパターンが、まだ把握しにくい様子です。見通しの立てにくさから、不安になって、奇声などの行動に出ているのかなと想像しています。

それと同時に、しゃべりたい気持ち、伝えたい気持ちも、だいぶ強くなっているように思います。
人のそばで声出しをして、気持ちを引こうとすることが多いので、それを奇声ではなく、できるかぎり、人に通じる言葉として発してくれればと思うのですが、本人のコントロールがうまくいかないようです。


それで、いままで以上に、言葉の練習を増やしてみることにしました。

机上に向かっての勉強をしても、日常で使える言葉は、なかなか増えてくれません。
なので、生活のなかで、息子の気持ちが向いているものがあれば、それをそくざにメモ帳に書いて、文字化して見せることにしました。

いままでも、何度か試みていましたが、なかなか私に余裕がなく、続きませんでした。

学校を卒業しましたので、朝、施設に出かけるまで、小一時間ほど、息子と一緒にゆっくりできますので、言葉の練習の時間に当てようと思います。

今日は、施設に出る時間をとても気にしていたので、メモ帳に、


「出かける時間」

「まっています」

と書いて、何度も一緒に読んだり、フラッシュカードの勉強のときのように、繰り返し見せて、読んでもらったりしました。繰り返すうちに、意味に合点がいったようで、うれしそうにしていました。

こうした練習をたくさんすると、息子はその言葉を使いやすくなるので、自発的な発語につながるのではないかと、期待しています。