2016年4月7日木曜日

四月七日…お手伝い

息子(18歳・自閉傾向のある広汎性発達障害で、会話は困難)、今朝も早起きしたようです。

たぶん、五時には起きて、洗いあがっていた洗濯物をきっちり干して、天気を確認したら雨降りっぽいから、室内干しにして、それからゲームソフトやDVDを見ようかどうしようか迷ったあげく、結局見ずに、窓の外をながめながら、うたたねして、家族が起きだしてくるのを待っていたようでした。


今日もこれから、施設通所です。


昨日は、午前、午後と、持参したノートに漢字を書いたり、簡単な作文をしたりして過ごしていたようでした。

職員さんと一緒に、エプロンを干したり、台拭きをしたりすることも、あるようです。

楽しそうに通っていますけれども、ときおり、とまどいの表情も見えます。
職員さんたちには、とてもよくしていただいていますが、まだ、自分の役割や、位置づけみたいなものを、つかみかねているのかなと想像します。


介護で通所している方々は、年齢もタイプも、まちまちで、まだ交流らしい交流はなく、名前を呼んでくれる仲間も、まだ、いないようです。

支援学校時代は、多くの友達に囲まれて、毎日たくさん名前を呼ばれて、かかわりもたくさんある生活でした。朝、昇降口に送り届けると、すぐに「○○! おはよう!」と声がかかり、親しいクラスメートたちに、肩を抱きかかえられるようにして歓迎されながら、教室に上がっていきました。

そんな暮らしから卒業して、いまは、ちょっと寂しく感じたり、戸惑ったりしているかもしれません。
緊張もあるのでしょう。帰宅すると、お昼寝するようになりました。以前はあまり、なかったことです。


自分の居場所と思えるようになる日が、早くきてくれるといいなと、願っています。