2016年6月16日木曜日

自閉症の子とロックなひとたちのヘドバン志向と脳の活性化





あだきち君は、今日も元気に施設に行きました。

玄関まで送って、職員さんにご挨拶していると、支援学校時代の仲間たちが、私に挨拶してくれました。みんな、いい青年になりました。


ふと気づくと、見かけたことのない男の子(推定)が、お部屋の奥のほうにいるのが見えました。一人、広いところに立って、ものすごくキレのいいヘドバンに興じています。あ、自閉症の子なんだなと思いました。


重い自閉症の子は、たいてい、ヘドバン的な反復行動を持っているような気がします。幼児期からずっと、磨き上げてきているからでしょうか、ほんとうにシャープな動きになっていることが多いです。


あれは自閉症の特有の行動パターンなのだろうと、漠然と思ってきましたが、最近、ちょっと違うのではないかと思い始めています。


あれ、不安や抑うつに対抗するための、脳のケア手段なのではないでしょうか。


あねぞうさんも、バンドのライブでは、激しくヘドバンしています。そして、どんなに抑うつがひどいときでも、ライブにでると元気になり、実行機能も劇的に改善します。



ヘドバンで、なんかこう、脳汁というか、セロトニンとかドーパミンとか、そんなのが、健やかに分泌されるから、自閉症の子たちや、ロックの人たちは、あれを好むのではないか。



内心、ほとんど確信してます。


でも、ムチウチとか怖いので、やり過ぎ注意ではあります。