あだきち君とiPadのつきあいは、かれこれ三年にもなるのでしょうか。
御世話になっている療育教室で、使わせてもらって、あだきち君に向いているのではないかと思い、自宅でも購入。自閉症者向けのコミュニケーション用アプリなど、さまざまに試してみましたが…
療育教室では「勉強」のために使うけど、自宅では使わないモノであると、あだきち君は、決め込んでしまったようでした。
あまり、面白くなかったのかもしれません。
あるいは、操作を覚える労力に、興味や楽しみの量が、釣り合わなかったのか。
そんなこんなで、購入したiPadは、いまではすっかり、ほげ子さんの所有物となり、日々悪用されています。
昨年、あねぞうさんが、学校指定のiPadを購入。
いまどきの学校は、紙の教科書など、ほとんど使いません。
テキストは電子媒体。
配布物や連絡はメール。
交流はLINEやFacebook。
時代は、すっかりかわりました。
いささかさみしいですが、大変便利なのは間違いありません。
公立の小中学校も、PTAの連絡網などは、メールになりつつあるようですから、いずれ、やたらめったら大量の紙を配布する時代は、終わりを迎えるのかもしれません。
さて、iPadにあまり気持ちが動かなかった、あだきち君ですが、ここ数日、あねぞうさんの学校用iPadを貸してもらって、画像ソフトの使い方を教えてもらい、お絵描きをするようになりました。
おどろいたことに、ペンの太さや、色を選ぶこともできています。
しかも、とてもたのしそうにしています。
もともと、色彩豊富な画面が苦手で、絵を描くことに全く興味がなかったあだきち君ですが、ちょっと心境が変化してきたのかもしれません。
これからが楽しみです。