あだきち君、今日も朝九時半から、三時半まで、介護施設で過ごしてきました。
本日の送り迎えは、おかーさん。
毎日、ジャポニカの連絡帳に、その日あったことを書いてきてくれます。
出来事を自発的に言葉にすることは、まだ難しいので、おそらく施設の職員さんが、ある程度言葉を与えて引き出してくださっているか、口述筆記のような形になっているのだろうと思います。
かみじはい……紙芝居ですね、たぶん。
濁音、清音の聞き取り、判断は、あだきち君にとって、まだまだ難関です。
お昼のコロッケと、野菜炒めは、きっと大喜びだったことでしょう。
施設職員さんからの連絡事項には、トイレで少し失敗してしまって、ズボンを着替えたとありました。
トイレの失敗は、入所以来、二回目のことです。
まだ少し、新しい生活になじめず、気持ちが落ち着かない部分があるのかもしれません。
帰宅後も、今夜の予定を何度も何度も確認していました。