2016年5月14日土曜日

18歳。介護施設への通所の日々


見出し用のタグというものを、使えるようになりました。

ブログが、若干垢抜けました(゜▽゜*)。

↓これ、いいですね。


あだきちくんの近況…幼児がえりな日々


って、せっかくオシャレなタグを使っても、かわり映えのしない見出ししか思いつかないのが悲しいです。


あだきちくんは、ここのところ、すこしばかり、幼児がえり行動が増えています。


絵カードを積み上げたり、床にまいたり。
古いブロックを引っ張り出してきて、積み上げたり、床にまいたり。






学研の、このタイプのブロックが、まだ家にあるのです。
(入れ物は、違っています。探してみましたが、Amazonでは見つかりません。世代交代してしまったのでしょう)

レゴブロックも大量に持っていましたが、数年前に、ほとんど処分してしまっています。



中学部のころに、筆談用に使っていた、ブギーボード
これも、数年ぶりで、超こだわりグッズに返り咲きました。








施設での問題…守られて暮らす日々のなかで、どう居場所を見つけるか



今週は二回ほど、介護施設で、トイレの失敗があったそうです。

とにかく頻繁にトイレに行きたがり、あまり尿意もなさそうなのに、無理矢理にしようとしたり。
逆に、まだ排尿が終わっていないのに、前を閉じてしまったりして汚したり。

昨年、施設に実習に入ったときには、トイレの問題は何もなかったので、職員さんが、大きなストレスを感じてしまっているのではないかと、とても心配してくださっていました。

頻尿と聞いて、私は膀胱関係の病気でもあるのかと疑いましたけれども、痛みなどの様子はなく、自宅では特に頻尿の様子もありません。


トイレ通いは、たぶん、施設限定の、こだわり行動になってしまったのでしょう。

理由はまだ見えてきていませんが、トイレに行こうとするたびに、職員さんの誰かに、


「トイレ、いきます!」


と声をかけて、許可をもらうそうなので(自宅ではあまりそんなことはしません)、もしかすると、話しかけて相手をしてほしいという気持ちが、トイレ行動になってしまっているのかもしれません。


施設のことは、とても好きみたいで、毎朝、うれしそうに出かけていますし、帰るときも、よい表情をしています。

職員さんたちとのやりとりを見ていても、不安や緊張の様子はなく、信頼関係が、ずいぶん育ってきている様子がわかります。どの職員さんも、まだつきあいの浅いあだきち君のことを、細かなことまで本当によく見てくださっていて、どんなことでも理解してくださろうとしているのが伝わってきます。あだきち君が、安らいで過ごせるようにと、心を砕いてくださっています。


様子を見ている限りでは、施設の生活がストレスになっているとは、思えません。

自宅ての幼児がえりっぽい行動も併せて考えると、やはり、全体的な生活の変化に、まだ心がついていつていないのだろうなと思っています。


六年間通った学校を卒業したということは、周囲が思っている以上に、あだきちくんにとって、大きなことだったのでしょう。古いこだわりグッズをひっぱりだしてくるのも、あだきちくんの、過去に対する、なにかしらの思いの表れかもしれません。


施設での生活は、高等部のころとくらべれば、ずっとゆっくり、ゆったり。
友人同士での関わりというものも、大きく変わってしまっています。毎朝校庭を走るトレーニングも、先生がたと汗を流しながらがんばった木工や印刷、陶芸などの作業実習も、なくなってしまいました。


施設での、いわば「時間割り」のない暮らしのなかで、大切に守っていただくなかで、あだきち君自身が、どうしてすごせばいいのかわからないような、ある種の心もとなさを感じているようにも思います。


あだきち君自身が、どんな大人になりたいと感じているのか。
どんなふうに暮らすことが、あだきち君らしい充実した人生であるのか。


できないことがたくさんありますが、根っからのがんばり屋で、家族や仲間をを思う気持ちも強いひとですから、言葉にならない思いは、きっとあると思います。



大切なことですので、しっかり見極めて、一緒に考えていくつもりです。





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