2016年2月12日金曜日

書籍の表紙の画像と、著作権の問題

読んだ本の記事をブログに書くとき、表紙の画像も載せたくてたまらない。
文章だけでもいいけど、画像があったほうが絶対面白い。

と、強く思うのは、諸事情で、紙媒体から電子媒体に切り替えつつあるからかもしれない。


もともと、本をたくさん集めるのが大好きだった。
自分の好きな本だけ並べた書架を眺めるだけで、うれしくなる。

けれども、そうやって集めた結果、本の物量が生活空間を圧迫する事態となった。
本が詰まりすぎてヒトが入れない書庫。
道なき道をたどっていかなければ机にたどり着かない書斎。
どちらの部屋も、3.11の大地震のときには、大袈裟でなく、ナイアガラの滝状態に。


目を壊し、体も壊し、以前のように紙の本をたくさん読めるような状況でもなくなった。

そんなこんなで、家族のことや、残りの人生のことを考えたら、もう読み返すこともなさそうな本を処分する頃合いだろうと判断するしかなくなった。


で、電子本に切り替えた。
紙の活字は疲れて読めなくても、バックライトがあって拡大もできる読書端末なら、まだまだラクに読める。


というわけで、KindleとiPhone6+が、新しい書庫になった。


けれども、やっぱり本をたくさん並べて眺めたいという思いがある。
背表紙をずらりとそろえることは、もうできないけれど、表紙の画像なら並べられる。


というわけで、いそいそと作業をしはじめたのだけど……

画像ということで、著作権問題が気になった。
自分の持っている本の表紙を撮影したり、電子本の表紙画像をキャプチャーして、ここに貼りつけていいのだろうかと。


文章なら、引用しても問題ないけれど、表紙の画像は文章ではない。
どうなんだろうと思って、少し検索して調べてみた。

同じ疑問を持った方がやはりいたようで、詳しいお話をまとめておられた。



書籍レビューで表紙画像を掲載するのは引用にあたるか

http://ameblo.jp/tyosaku/entry-10620789485.html


厳密には著作権に障る可能性がある行為だけれど、実質的に著作権者の迷惑になっていない
場合が多く、訴えられた先例がないとのこと。(こちらのブログがUPされたのは、2010年8月)


私は好きな本のことしか話題にしないから、売上を邪魔するようなことは、たぶん、あまりないと思うし、「やっぱりまずい行為」というふうになるまでは、こそこそと貼らせてもらおうかしらと思っている。


どうしてもダメとなったら、本のイメージを自力で画像化して貼ろう。
(そっちの方が、どう考えても営業妨害)