2016年2月16日火曜日

今日の息子くん

支援学校の高等部卒業まで、残り1ヶ月を切った。

今日は、ダンスと家庭科の授業があるそうだ。
家庭科は、藍染の作業とのこと。昇降口まで送り届けて、いってらっしゃいと声をかけると、

「いって、らっしゃい!」

と返事をして、にこにこしながら校舎に入っていった。

まだ、挨拶は「こだま」になってしまうことが多い。「いってきますだよ」と言うと、「いってきます」と言い直してくれる。分かってはいるのだと思うけど、即座に返すのは、まだまだ難しいのだろう。


会話の流れの中で、相手の音声を聞き取りながら、自分でも適切な言葉を選んで発声するということが、息子にとっては、とても難しい。ものごころついたころから、ずっと練習してきているけど、挨拶、質問への応答は、まだまだ難関だ。きっと、そういう作業には、脳のワーキングメモリーや、管理制御するアプリケーションみたいなものが、たくさん必要なのだろう。


それでも、十数年のあいだに、ずいぶん話せるようにはなってきている。話すことより、書くことのほうが、息子にとっては意志の疎通がラクであるらしいことも、わかっている。


大人として、社会とかかわりながら暮らしていくために、これからも、言葉の力を増やしていけるよう、支えてやりたい。



今朝も、家を出る前に、一緒に日記を書いて、単語と漢字の練習をした。私が元気で付き合えるうちは、ずっと続けようと思っている。


まずは、あと10年。











あ。。。。よごれてもいい服を着せてと、連絡帳にあったのに、忘れた。


まあ、いいか。しかたがない(;_;)。