2016年2月17日水曜日

福祉サービスのこと、手続きのこと

私のもの覚えが悪いせいだとは思う。

でも、ほんとに、いろいろあって複雑で、どうにも頭に入らない(;▽;。

でも当事者だし、分からないでは済まされない。
息子のためにも、自分で調べて、噛んで含めるように脳に記憶せなくてはならない。


まず、知的障害のひとのための療育手帳。
これは、都道府県知事が発行するもので、自治体によって、いろいろな名前がついていたりするようだ。

うちの件では、手帳の判定は、18歳までは児童相談所で行われる。
地図を調べて、まだ幼児だった息子を車に乗せて、おそるおそる出かけていったことは、いまも覚えている。ガランとしたプレイルームでの面談。人も入れそうな巨大ドールハウス(だったのか?)のあるお部屋での、知能検査。息子は重度の知的障害があるけれど、最初の判定はB(中程度)だった。その後、年齢が進むにつれて、判定が中から重に進み、いまは最重度となっている。

 前に児童相談所で判定をうけたのは、息子が17歳になった二日後だった。
そのときに、担当になった方から、 「ここで受けるのは、今回で最後ですね」と言われた。
次回の判定は、18歳以降になるので、県立のリハビリテーションセンターというところに、行くことになるそうだ。

次回の判定は、平成31年の年末。
覚えておかなくては。。。

この療育手帳のおかげで、うちは自動車税、交通機関の料金の減免などを受けている。

この手帳とは別に、息子は、いくつかの受給者証を持っている。

一つは、移動支援のための受給者証。これは、県ではなく、市から発行されているもので、県の療育手帳を取得していることが、発行の条件となっているらしい(いま知った)。

移動支援事業は、自力での外出が困難な障害者(児)が、社会生活を行う上で必要な外出をしたり、社会参加をするための移動の介助、介護を行うもの。

息子は、六年ほど前から、余暇活動やリクレーション参加のために、利用させていただいている。いろいろなところに外出して、幅広い経験をさせていただいたことで、ほんとうに大きく成長させてもらった。このサービスを使うようになる以前は、慣れない場所を拒否してパニックを起こすために、家族で外食することも難しかった。いまはどこへでも、穏やかに出かけられるようになっている。

ただ、財政が厳しいため、来年度から、事業所への報酬を削る方向で制度を変えていくことになるようで、これまで通りの利用は難しいと言われている。


他の受給者証については、また改めて。