2017年8月5日土曜日

痴漢と治療とポニテと制服・・・


JR埼京線の駅で、痴漢を疑われた男性が、ホームから線路に飛び降りて逃げたという記事を、今朝読みました。

痴漢疑われた男ら逃走、1人は線路へ JR武蔵浦和駅

http://www.asahi.com/articles/ASK850F75K84UTNB01C.html


線路なんか歩いていたら、命が危ないでしょうに。
電車にまともに轢かれたら、普通、死にますから。

この人たちが本当に痴漢をしたのかどうかは不明ですが、もしもやった上での逃走なのだとしたら、まさに命をかけた犯罪行為であるわけで、そこまでのリスクを背負ってでも、痴漢をしたいという心情は、どうにも理解の及ばないところです。

それはもはや、ちょっとしたスケベ心とは次元の違う、病理として分析すべき種類のものじゃないかとも思えます。


そんなわけで、アーティスト(という分類でいいのだと思う)の、大塚咲氏のツイートに、共感しています。

重い罪になれば、被害は少なくなると思う。本には書いてあるけれど…加害者は性依存性である場合もある。加害者側の治療も必要なのです。加害者の心理を知り、その根っこを無くす事が性犯罪を減らす事に繋がると思う。…おやすみ。https://twitter.com/otsukasaki_/status/892427599334457344


「レイプと題した作品は絶対出演しなかった」元AV女優・大塚咲さんの告白
http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/30/saki-otsuka_n_17638366.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001



性犯罪が起きてしまう原因は複雑で、刑罰を重くしただけで抑止されるものと、それではおさまらないものとがあるように思います。

個人感情としては、性犯罪者は世界から存在末梢するぐらいでもいいように思いますけども、そんなことは不可能ですし、おそらくそれでも問題の根本は解決することはないはず。犯罪の根っこにあるものが、脳や心理の問題であるなら、刑罰は抑止につながらないだろうと思うからです。

治療や療育が必要な状況にある加害者や、加害者になりそうな人たちが、どうしたら治療のルートに乗ることができるのか、本気で考えていくことが、悲惨な犯罪被害者をこれ以上増やさないために、必要なはずですが、一体どうすればいいのか。


検索すると、性依存症の専門病院や、自助グループなどもあるとか。
けれども、そこに自らの意志でいける人が増えてくれば、いいのでしょうけれども。
社会の理解が広がってこないと、なかなか難しいところかもしれません。


( _ _ ).。o○


という話とは、あまり関係ありませんが、最近、「ボニーテール禁止」を校則としている中学校があるという記事を、ネットでを見かけました。


とある中学校の「ポニテ禁止」が話題に‥ネットでは困惑の声も
https://matome.naver.jp/odai/2150155052307712501


全国的に、ボニーテールを規制する学校は、少なからずあるとか。


禁止の理由は、「男子の劣情を煽るから」なのだそうですが・・・


それを言い出したら、制服フェチはどうするのかと。(~_~;)

「劣情」にかられて制服を偏愛する人と、ポニーテールで道を踏み外す人と、どちらが多いかは知りませんが、一般的に有名なのは、制服のほうじゃないかと思うのですが。

でも、「劣情を煽るから制服廃止」というPTAは、きっと、どこにもないでしょうね。(~_~;)