2019年10月31日木曜日

持ち物と、伝え方


昨日に続いて、今朝も快晴。

あだきち君は機嫌よく介護施設に出かけました。


施設には、連絡帳のほか、一日分の着替えを多めに持っていきます。
ときどき、トイレでの失敗があるからですが、とくに汚れていなくても、帰り際に、着替えてもらうことが多いです。

脱いだ衣類は、以前は、施設のほうで、ビニール袋に入れて持たせてくれていたのですが、最近になって、汚れ物を入れるための袋を家庭で用意する方式に変わりました。

それで、大きめのビニール袋や、スーパーのレジ袋などを持たせるようにしたのですが、数日続けて、「袋がありません」との伝達が、施設のほうからありました。


たしかに持たせたはずだから、きっと何かの手違いだろうと思って、少し多めに袋を持たせてみても、やっぱり「ありません」と連絡帳に書かれてきます。


もしやと思って、家の中を探したら、部屋の隅の目につかないところに、持たせたはずの袋が、どっさり置いてありました。

いつもとは違う持ち物が、カバンのなかにあるのに気づいたあだきち君が、施設に出かける前に、自分で出してしまっていたようでした。


それで、袋を持たせるということを、あだきち君本人に、ちゃんと伝えていないことに気づきました。



あだきち君とは、ごく限られたやりとり以外の会話がほとんど成立しないので、言葉で伝えておくということを、うっかり忘れてしまうことが多いです。


言葉だけでは100%伝わらないかもしれませんが、朝、カバンに袋を入れるときに、理由を説明することを繰り返せば、袋が必要なものだと、あだきち君も察してくれるかもしれません。


明日から、そうしてみようと思います。