2017年12月31日日曜日
あだきち君とiPadと言葉の練習
あだきち君(二十歳・自閉傾向のある重度広汎性発達障害)が、iPadでマインクラフトをしていたので、声をかけてみました。
私「あいぱっど?」
あ「あいぱっど」
私「あいぱっどで、あそぶ」
あ「あいぱっとで、あそぶ」
復唱しながら、あだきちくんは、にこにこしています。
意味が分かるのだと思います。
二語文まで行けたので、もう一語、足してみました。
私「ぼくは?」
あ「ぼくは、あいぱっどで、あそぶ」
表情はよいままですし、力強く声を出しています。
おそらくは、理解はできているのだと思います。
あだきち君は、三語文を自発的に口にすることは、めったにありません。
でも、根気よく文系を教えて、使う場面をたくさん体験させていけば、いまよりも自由に発話できるようになるのではないかという手応えがあります。
私が夏に体調を崩してしまってから、療育もずっとお休みしたままですが、だいぶ復調してきましたので、そろそろ何かはじめたいという気持ちがあります。
無理はできませんけれども、少しづつ、出来ることから手をつけてみるつもりです。
まずは、あだきち君の生活に即した三語文から四語文の例文を集めて、トレーニング用のテキストを作ってみようかなと思っています。
今日の例文は、もちろんこれです。
ぼくは、あいぱっどで、あそぶ。
きょう、ぼくは、あいぱっどで、あそんだ。