2016年12月3日土曜日
無呼吸症候群との共存(困難と深い反省)
今朝、目が覚めたら、とんでもない頭痛と吐き気に襲われている最中でした。
枕元のiPhoneを見たら、朝の五時くらい。
毎晩つけて就寝している、無呼吸症候群の治療器、CPAPが、口から半分外れていました。たぶんそのせいで、寝ている間に、思いっきり、無呼吸をかましたのだろうと思います。
(__).。oO
重症の無呼吸症候群と診断されたのは、いまから9年前、あねぞうさんが小学五年、あだきち君が小学四年の年でした。
あまりにもひどい頭痛と、疲労感に悩まされ、年中体調不良で、いつしか髪の毛も白髪だらけ。
おとーさんに「夜中、しょっちゅう息が止まってる!」と言われ、もしやと思って、総合病院の無呼吸外来に相談したところ、中程度以上の無呼吸症候群の可能性が高いと言われ、一泊の検査入院を勧められました。
あちこちに電極みたいなのをいっぱいつけられて、病室で就寝。
検査結果は、
「一晩中、海で溺れてるような状態」
とのことでした。
息が一時間に六十回以上も止まっていて、血液中の酸素濃度が、最悪で70パーセント台まで落ちているというのです。これは正常なら、98パーセント以上あって当たり前なのだとのこと。
ちなみに、一日の睡眠時間は、3時間前後。
この状態の人が、治療せずに放置していると、だいたい七、八年で、四割くらいの人が死ぬのだそうです。
9年前に治療を開始していなければ、いまごろ私は、あの世の人になっていたかもしれません。(´・ω・`)
入院検査のあと、医師の指示で、CPAPという、呼吸を補助する治療器を使って就寝するようになりました。
CPAPは、呼吸がとまっているときに、高い気圧で鼻から空気を送り込んでくれます。なので、無呼吸が長く続かず、血中の酸素濃度の低下も避けられます。
その後、ダイエットにも多少成功したこともあって、いまでは無呼吸は1時間に二回ほど、睡眠時間も一日5時間を超えるようになりました。
けれども、昨晩のように、CPAPがはずれてしまうと、状況は元の木阿弥です。
ほとんど9年ぶりの、吐き気を伴うトンデモ頭痛は、朝昼と、バファリンを二回飲んでも全くおさまらず、夕食を食べたあとぐらいに、ようやく和らぎました。
だから今日は、家事を全部、おとーさんと娘たちにやってもらいました。みんなありがとう。m(. .)m
無呼吸症候群については、もうほとんど意識せずに暮らしていたのですが、いまだに命の綱渡りをしながら生きていたのだなあと、改めて実感。
CPAPが外れてしまったのは、たぶん、眠るときに、枕が少し高すぎたのと、枕元に積み上げたまま、きちんと寄せずに寝入ってしまった、本やらKindleやらiPhoneの電源コードやらが、ひっかかったせいだろうと思います。
もうちょっと慎重に暮らさなくてはと、深く深く反省しました。
(´・ω・`)
(__).。oO
あだきち君は、今日は福祉の外出で、隣県のお城のある公園まで、遠足に連れて行っていただきました。
ここのところ、トイレのときに、ズボンをぬらしてしまうことが続いていたので、替えのパンツとズボンをもたせたところ、案の定、着替えて帰宅。
トイレがきちんと出来ないはずはないのに、こういうことが続いているのは、何か理由があるのではないかと、家族も、施設の方々も、福祉の方々も考えていて、それを探しているのですが、いまのところ、どうもよくわかりません。
こういう「くせ」が出てくるときというのは、どこかで、周囲の人の気持ちを引きたいという思いがあるのかもしれないので、少し気をつけて、一緒の時間を増やしてみようと思っています。
そのためにも、無呼吸の頭痛などで寝込んでいる時間はありません。ほんとに気をつけないと・・・・・・。