2016年12月7日水曜日

長期入院する難病児のための家族滞在施設・・・できてよかった


今朝の新聞の記事で見つけて、おおお! と思いました。






ネットニュースにも、出ていました。



子どもの長期入院に家族の滞在施設を 小児医療センター、院内に設置(埼玉新聞)

http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/08/18/04.html


 難病の治療を受ける子どもの家族が滞在できる施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」が、さいたま市中央区新都心に新築移転する県立小児医療センター内に開設されることが17日までに分かった。県内初で、病棟内に設置されるのは全国で初めて。子どもが治療で長期入院している家族は1人1泊千円で宿泊でき、経済的な負担を軽減する。
 マクドナルド・ハウスは世界42カ国358カ所にある。国内には東大病院(東京都文京区)の敷地内など11カ所。日本マクドナルドが設立した公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンが運営する。(2016年8月18日(木))



マクドナルド・ハウスというのは、これですね。




ドナルド・マクドナルド・ハウス支援








我が子の長期入院を支える家族には、大きな負担がかかります。それを少しでも緩和する仕組みが増えることは、すばらしいと思います。


でもまだ、全国で十一カ所。。。

もっともっと増えてほしいです。



(__).。oO




あねぞうさんが2歳でネフローゼを発症した年は、断続的にではありますが、半年ほどの長期入院でした。


最初は相部屋に入院していたのですが、感染症をもらうわ、荒っぽい子どもたちにいじめられるわ、オモチャをとられるわで、とても目が離せませんでした。


それで、親のどちらかが、一緒に泊まり込みしていたのですが、親用のベッドなんか、ありません。折りたたみ椅子を借りて並べて、その上で寝るか、座ったままうたた寝を続けていました。

たまりかねて、差額ベッド代を払って個室に入れてもらいましたが、そこでもやっぱり、長椅子で寝ました。

あねぞうさんが最初に入院した総合病院は、当時、食堂もなかったので、何ヶ月もコンビニ飯でしのいでいました。

数ヶ月後には、私はなぜか喘息発症。花屋の前を歩いただけで、むせかえる人になりました。

あねぞうさんが退院したあとも、あだきち君の障害が分かるなど、超ストレスフルな時期が続いたせいでしょうか、手足がうまく動かなくなって神経内科にかかったら、うつ病と診断され、しばらく抗鬱剤を処方されていました。




泊まり込む親の健康にも配慮してくれる小児病院、増えてほしいなあと、心から思います。



マクドナルドの募金箱、見つけたら、また募金します。