2019年11月14日木曜日

尿素とアンモニアの関係について他人事でなく体験した日記


昨日、一泊のショートステイを終えて帰宅したあだきち君は、とても穏やかで、上機嫌でした。

いつもよりも、汚れ物も少なかったので、トイレの失敗もなかったのかなと思っていたのですが・・・。


あだきち君の荷物を片づけて、一段落したところで、居間に置いてある自分のパソコンで作業をしていると、とんでもないにおいがただよってきました。


一言でいうと、強烈な刺激臭。


もう少し具体的に描写するならば、うわさに聞くところの、ホンオフェという発酵食品を思わせるような、とてつもないアンモニア臭です。(T_T)



エイの肉を壺等に入れて冷暗所に置き、10日ほど発酵させるとエイの身に含まれる尿素などが加水分解されてアンモニアが発生して出来上がる。

世界有数でアジア最強とされる強烈な臭気は、口に入れた状態で深呼吸すると失神寸前になるともされ、臭気は納豆の14倍、キビヤックの5倍である。 
近年は日本のバラエティ番組で、スウェーデンのシュールストレミングに匹敵するアジアの臭い食品として扱われ、日本テレビのバラエティ番組『ワールド☆レコーズ』2004年7月4日放送分で取材陣が木浦へ赴き、宴席でふるまわれたホンオフェを喜んで口に入れた現地の男性が涙しながら食す様子を描写して「食べた人にしかわからない爽快な刺激があるのだというが」と説明し、実食したウッチャンナンチャンの内村光良は「小便だよ、小便」と形容した。

(ウィキペディア「ホンオフェ」のページから一部引用)


たしか、「もやしもん」という漫画では、このホンオフェの匂いを、夏場の田舎の公衆便所に譬えていたと記憶しています。

私も遠くなりゆく昭和世代の田舎出身なので、その譬えで、ホンオフェの匂いの真髄を想像することができたのですが、我が家には、そんな超ド級の発酵食品などありません。

自家製のぬか漬けは作っていますが、常に冷蔵庫保存していますし、そもそもほとんどキュウリしか漬けていませんから、アンモニアの発生は考えられません。


となると、これは絶対、あだきち君の汚れ物の臭気だと思ったのですが、ショートステイから帰宅後に、バッグのなかの汚れ物は、全部取り出して洗濯カゴに入れましたから、居間に臭気が漂う道理はありません。そもそも汚れ物を手に取ったときに、そんな匂いはしていなかったのです。


おかしい。でもマジで臭い(T_T)。

あだきち君本人の全身を含め、疑わしいものをかぎまくって臭気のもとを探すこと、三十分。


ブツは、私のパソコン机の下から出てきました。


理由はわかりませんが、あだきち君は、強烈なアンモニア臭を放つトランクスを、私のパソコン机の下の見えにくい場所に、放り込んだらしいのです。


隠ぺい工作なのか。
いたずら心なのか。



トランクスにしみ込んだ尿が、細菌によって分解されてアンモニアになって激臭を放つまで、どれくらいの時間がかかるのかは分かりませんが、昨日はちょっと暖かかったので、細菌の繁殖も早かったのでしょう。


汚れ物は洗濯カゴに入れてね、おかーさんの机の下に放り込むのはやめてねと、あだきち君に何度もお願いしましたが、おだやかに聞き流されました。(T_T)