2003年12月11日木曜日

あだきち君の歯科手術は全身麻酔





 あだきち君、生まれてはじめて、手術をした。

 虫歯の治療なのだけど、通常のやり方では窒息などの危険があるため、全身麻酔で呼吸も止めた状態で行うのである。


 手術室につれていかれて猛烈に怒り、そのまま麻酔で昏倒。

 三時間後、手術が終わって麻酔からさめたとたん、おんなじ調子で猛烈に怒りはじめた。

 あだきち君としては、途切れることなく怒っていたつもりなのだろう。

 自分の知らないうちに、足の甲に点滴の針が刺さっているのを見つけて驚愕し、こんなヤバい場所に長居は無用とばかりに、ふらつくのもかまわずに立ちあがって着替えを済まし、針にかまわず靴を履いて、とっとと家に帰ろうとした。乱暴なやつである。


 あだきち君には災難なことだったが、無事に済んで、親のほうは一安心である。