ひさびさに、更新します。
あだきち君の近況
十一月に入って、だいぶ寒い日も増えてきましたが、あだきち君(もうすぐ二十歳)は元気です。
平日は介護施設への通所(10:00~15:30)と、行動援護という福祉サービスを利用しての外出(三時間)が活動のメインとなっています。
重度の知的障害を伴う自閉症スペクトルのあだきち君は、ことばでのコミュニケーションが、ほとんどできません。
でも、いい表情で帰宅してくることがほとんどなので、たぶん、この生活を気に入っているのだと思います。
療育はお休み中
今年の八月に、私(おかーさん)が体調を壊してから、週一で通っていた療育教室も休みがちになり、十月後半からは、思い切って、完全にお休みすることにしました。
あだきち君としては、教室に通いたい気持ちがあるようで、一日に何度か私に向かって、教室の名前を繰り返し言うのですが、そのたびに、「ごめんね、しばらくお休みね」と伝えています。
あだきち君には、支援があれば、まだまだ力が伸びると思われるようなことが、たくさんあります。
文字の読み書き、言葉でのコミュニケーションの力は、親の私たちが元気なうちに、可能な限り伸ばしてやりたいという思いもあります。
将来への思い
ものを言わずとも察してやることのできる家族と、いつまでも暮らせるわけではありません。本当につらいですが、それが現実です。
どういう形で、あだきち君が「家庭」から離れ、世の中に出ていくことになるかは、まだ分かりませんけれども、自分の気持ちを伝える手段を、少しでも伸ばしておくことで、支援してくださる方々との関係が円滑なものになるだろうと思うのです。
そういうことを考えていると、気が焦ってしまうのですが・・・
いまは自分の病気をしっかり回復させることを優先して、将来に備えようと思っています。